ハイパーメドマー

■ エアマッサージとは

　エアマッサージャーとは、エアマッサージ器のことであり、空気の力で下半身をムラなくモミほぐす本格的マッサージャーです。

　当サロンでは、エアマッサージ器としてハイパーメドマー（HP-7000EX）を導入しています。

ハイパーメドマー（HP-7000EX）

● 血液還流促進が大切な理由

　血液は心臓というポンプによってからだの中を循環しています。心臓を中心として送りだされる「血液を運ぶ血管」を動脈、反対に心臓にもどる「血液が通る血管」を静脈といいます。血液の場合、渋滞が起こり易いのは静脈で、特に太ももから下の脚部は、心臓から遠く、下の方にあるため、一番渋滞が起こりやすい部分なのです。

　ハイパーメドマーは、血液の慢性的渋滞部分ともいうべき下肢静脈血の心臓への還流促進にすぐれた効果を発揮します。

● ハイパーメドマーの特長

　ハイパーメドマーは、マッサージの理想を追求し、研究された独自の気室構造を持っています。

・腰まわり
　血液の還流を促進し、負担のかかりやすい腰のコリをもみほぐします。

・ふくらはぎ～足先
　ふくらはぎの血液還流促進作用によって、脚の血行を高め、からだ全体の血行を活発にします。

・おしり～もも
　たまりがちな血液の還流を促進し、下半身の疲れを取り除きます。

　さらに、揉み残し部位がないオーバーラップ構造により、「やさしいもみ心地」と「効果的な刺激」をプログラムモードでリズミカルに実行します。

　ハイパーメドマーでは、体調・症状に合わせて3種類のプログラムモードを選ぶことができます。

・ウェーブモード
　　足先から部分的に加圧するモードで、足先から順に揉み上げます。（加圧・加圧保持・除圧の動きが足先から体の中枢に向かってゆっくり移動します。）

・スクイーズモード
　　足先から順番に加圧し、全室一気に除圧するモードで、足先から順に絞り上げます。（足先から体の中枢に向かって順に加圧、腰下を加圧保持した後、一気に開放します。）

・ハイパーモード
　　全室一気に加圧し、全室一気に除圧するモードで、下半身全体を一気に加圧・除圧します。（すべての気室を一気に加圧、加圧保持の後、同時に空気を開放します。）

　ハイパーメドマーは5段階の圧力設定と10分、20分、30分の3つの使用時間を設定できるようになっています。

● ハイパーメドマーの効果

　ハイパーメドマー（HP-7000EX）のエアロテラピー効果で気分が爽快になります。脚部はもちろん、鬱血しやすい臀部と疲れがたまる腰部へのマッサージは、マッサージ器の未来形といえます。

　加圧・除圧の繰り返しが血液循環・運動効果を高め、下半身への優しいもみ心地と効果的な刺激は、血液の循環を高め疲れをとり、コリをほぐしてくれます。

　そのため、ハイパーメドマーは、以下のような効果が期待できます。

　　・血行促進

　　・疲労回復

　　・筋肉の疲れをとる

　　・筋肉のコリをほぐす

　　・神経痛、筋肉痛の痛みの緩解

　循環系の改善を行うことによって、脚にたまった血液・リンパ液および余分な水分を効果的に中枢に戻します。そのため、使用後はふくらはぎ、太ももの変化や体温の上昇が見られ、優れたマッサージ効果を確認できます。

　当サロンでは、リンパ浮腫にお悩みの方、足が疲れる、夕方靴がきつい、足が冷たく寝つきが悪い方へ、特におすすめしております。

■ 使用上の注意

★ 警告

● 次の人は、本機の使用を禁止します。
　1.発症後6ヶ月以内の下肢深部静脈血栓症を患っているか、もしくはその恐れのある場合。
　　　※「下肢深部静脈血栓症」とは、下肢全体または膝より下が腫れ上がって
　　　　痛みがあり、立ったり歩いたりすると痛みが強くなる自覚症状のあるこ
　　　　とをいいます。
　2.装着部におでき、やけど、虫さされなど急性炎症や化膿性疾患がある場合。
　3.医師が使用を不適当と認めた場合。

★ 注意

● 次の人は必ず医師と相談のうえ使用してください。症状や病因によっては使用に適さない場合があります。
　1.心臓に障害のある人
　2.糖尿病の人
　3.骨粗しょう症の人
　4.装着部に疾患から生じるむくみや疼痛のある人
　5.装着部に骨折、脱きゅう、肉ばなれ、ねんざ、外傷のある人
　6.悪性腫瘍のある人
　7.高血圧症と診断されている人
　8.妊娠している人
　9.安静を必要とする人
　10.特に身体に異常を感じている人
　11.熱の高い人
　12.皮膚の弱い人
　13.上記以外の疾患で医師の治療を受けている人
　14.自覚症状の意思表示ができない人
　15.本機の使用によりかえって疼痛の増す人
　16.本機を使用しても症状の改善がみられない人

● 通常、圧力設定は「3」以下でご使用ください。特にお肌の弱い方は、圧迫痕が残ることがあります。

※途中で気分が悪くなったときは、直ちに中止して安静にしてください。